2019年10月7日

「恨みの中毒症状」の治療なしに、被害者は減らせない 『ストーカー病 歪んだ妄想の暴走は止まらない』


ストーカー、特に異性関係をベースにしたストーカーについてがメイン。実際には、同性による恋愛感情ではなく恨みによるストーカー行為もある(俺も被害を受けた)ので、ちょっと物足りなさは感じた。

全体を通じては興味深い部分が半分。著者の生い立ちや経歴、若手時代のエピソードは、「閑話休題」にしてはちょっと多すぎるかな。

ストーカーの特徴として記述されていた以下の文章には、個人的体験からは非常に同意できるものである。
心に痛みを抱えた人は、その心の痛みを軽減するために、他人の不幸を喜んだり、不幸そのものを引き起こそうとする非道徳・非建設的な行動をとる場合があり、時には犯罪につながるケースもある
(ストーカーは)相手の心情の読み取りができない。と同時に、自分の感情の整理が非常に苦手

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