2011年12月3日

あぁ、シャマラン監督……『ハプニング』

シャマラン監督が大好きだ。
『シックス・センス』で衝撃を受け、『サイン』『アンブレイカブル』で彼にハマった。

上記3作で彼から受けたメッセージ。
それは、
「どんな人にも、それぞれに運命と役割がある」
というもの。
これはあくまでも、俺が受けたメッセージ。

さて、今回観たハプニングはどうか。
これは上記3作とは違う。
メッセージそのものはシンプル。
ドンデン返しがないところで、観客の不満大爆発といったところか。

以下、ネタバレ含む。

終盤で主人公夫婦と少女が抱き合うシーン。あの時、植物は攻撃をしなかった。確かに、攻撃は急速に収束するとは言われていたけれど。本当にそれだけが理由で彼らは無事だったのだろうか。
俺は、そうじゃないと思う。
植物が攻撃対象としたのは、人間の「怒り」や「闘争心」だったのだ。集団疎開シーンでは、誰がリーダーかを争い始めた途端に、植物の攻撃が開始された。田舎の老婆は一人で平穏に暮らしていたから攻撃を受けなかったが、主人公に対する怒りを抱いたまま植物の中に飛び出したから攻撃を受けた。
最後の抱き合う三人は、怒りや争いをまったく持たず、互いへの愛だけを持ち寄ったから、植物は攻撃をしなかったのではないだろうか。そういえば、この夫婦は、なんだかんだで喧嘩をすることなく過ごしていた。

シャマラン監督が訴えたかったのは、実はここ、つまり、
「愛を持ち寄れば助かる」
ということかもしれないが、単純に、
「人類よ、驕るなかれ」
と言いたいだけだったのかもしれない。

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