2011年12月3日

『K-PAX』 自分ならどう診断するだろうか

ある日、駅に現れた一人の男性。
どこからどう見ても地球人。
彼は自分をプロートと名乗り、「K-PAX星」から来たと主張する。
そして、精神病院へ入院させられる。

プロートと精神科医の会話が良い。
こんな感じ。

「君は、どう見ても地球人の格好をしている。何故だい?」
「先生、シャボン玉は何故丸い?」
「僕の質問に答えてくれ」
「シャボン玉が何故丸いか、それは球体が最も安定しているからだ。
この星では、この地球人の体が最も安定している」

プロートの行動、言葉によって、入院患者たちは少しずつ良い方へ向かう。
彼の主治医である精神科医にも、心境の変化が訪れる。

自分なら、こういう患者に巡り合った時、どう診断し、どう接していくのだろうか。

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