2012年2月17日

南の子供が夜いくところ

幻想世界の描き手・恒川光太郎の紡ぐ短編集。少しずつ話がリンクしていて面白い。また、『雷の季節の終わりに』の舞台となった「オン」という土地が一回だけサラッと出てくるところが良い。

南の子供が夜いくところ

恒川ワールドの楽しさは読んでみないと分からない。一冊読んだら別の本も読みたくなって、その次の本も面白くってまた次に、となった作家は、俺にとっては近年あまりいない。手放しで褒めまくっちゃう、そんな作家である。
もちろんお勧め。

2 件のコメント:

  1. こっちは図書館にありました。
    イエスの話はなかったのが残念。

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    1. >佐平次さん
      『地に火を放つ者』はホントお勧めなんですよねぇ。
      こちらの本も、独特の世界観が良いですよ!!

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