「そういえば、お前の師匠はバッハであったな。ちょっとバッハに頼んで、ワシが眠れるようになる音楽でも書いてもらえんだろうか」
ということで創られたのがこの変奏曲だという。ちなみに、この弟子の名前が「ゴルトベルク」、ではなくて、この不眠症の貴族の名前が「ゴルトベルク」だそうな。
すごく有名な曲で、上の動画はジャズ・ピアニストであるキース・ジャレットの演奏。最近、寝るときにこれをかけて、起きるときもタイマーでこのCDを聴いていた。キースの弾くバッハは、平均律にしてもそうだが、クセがなくて良いと思う。ジャズのほうではかなり独創的な演奏をするキースなだけに、この淡白さが妙に新鮮だ。
バッハ:ゴルトベルク変奏曲
グレン・グールドという有名なピアニストのゴルトベルク変奏曲は非常にクセがある。一曲目のアリアは「あぁ、まさに眠くなりそうだ」というスローテンポ、優しい響きなのに、2曲目がいきなり目が覚めるような強いタッチなもんで、寝ながら聴くと疲れてしまう。
グレン・グールドの方はわたしも購入しました。
返信削除初めて聴いたとき(ヘッドフォンで聴いていました)、アリアの音量が小さかったのでボリュームを上げたら、2曲目でのけぞりました。
>のんくりさん
削除そうそう!! アリアが小さいから音量上げるんですよねぇ。あれヘッドホンで聴いてたら、ドキッてなりそうですね。俺はオーディオの音量が勝手に上がったのかと思ってびっくりしましたもんw