2012年5月19日

そこはかとなくエロチック 『飲食男女』

飲食男女―おいしい女たち

この本のタイトルは「おんじきなんにょ」と読む。久世光彦という人についてはまったく知らなかったのだが、あるサイトでこの本が勧められていたので買ってみた。

プロローグが、女性の下の唇(下唇ではない)が喋ったという話であり、その後も直截的でどぎつい描写こそないものの、やたらとエロチックな話が続く。エッセイなのか小説なのかよく分からないが、主人公のもてっぷりと退廃的な雰囲気に憧れとも嫉妬ともつかないような感情が沸く。

女性よりは男性が読む方が良い気がする。

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