2012年10月11日

くちびるに歌を

くちびるに歌を
面白かった! けれど、オチは読めた。長崎県の五島列島にある全校生徒150人の小さな中学校(俺の出身中学校は全校生徒80人だったけれど……)、そこの合唱部が舞台の物語。合唱部に所属する合掌大好き女子・ナズナと、存在感がサランラップなみに薄くて透明でひょんなことから合唱部に入部することになった男子・桑原の視点を交互に行ったり来たりして描かれる青春小説。カバーイラストを見ながら、「これは辻エリだな」とか「三田村リクはコイツだろ」とか予想するのも楽しかった。

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