2012年11月3日

生ける屍の死

生ける屍の死 (創元推理文庫)
ミステリはあまり読まないのだが、以前に佐平次さんのブログで紹介されていて(哄笑するかorシニカルに笑いたいか? 山口雅也「生ける屍の死」)興味深かったので買っていた。しかし厚いのでちょっと後まわしにしていた。今回、思い切って読み始めたところ、最初はなんだか死や葬式に関するウンチクの多い本だなぁ、と退屈していたのだが、途中からはジョークに笑いながら事件の謎に頭を悩ませ、非常に楽しい読書体験をすることができた。

死者が甦って、体を徐々に腐らせながらも人を襲うでもなく、考え喋り動き回る世界で、殺人をおかす意味はあるのか、犯人を捜すことに価値はあるのか。奇妙な世界で起きる殺人事件と、その周りで起こるドタバタ群像劇。

こういう本、好きである。

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