2015年5月21日

天国までの百マイル


あっさり読み終わるが、それなりに面白かった。ストーリーを大雑把に書いておく。

主人公の男性は、俺と同じ40代。世代的には少し上。バブルがはじけて自分の会社を倒産させ、別れた妻子への仕送りもままならぬほど落ちぶれている。ある日、心臓病で入院する母について、主治医から病状の深刻さを告げられ愕然とする。100マイル離れた病院でバイパス手術を施してもらうため、彼は衰弱した母をワゴン車に乗せて走る。さて、どうなるのか。

設定自体は小説としてそう特殊でもないが、出てくるキャラがなかなか魅力的。とはいえ、分量がそう多くないので凄く深いということもない。面白い暇つぶしという感じかな。

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