スティーヴン・キングといえば、ホラー小説家として有名で、映画『シャイニング』『ミザリー』『ペット・セメタリー』といったホラー・サスペンス映画の原作者である。また『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』といった感動系も手がけている。
『キャリー』はキングのデビュー作である。もともとはゴミ箱に捨ててあった書きかけの原稿を妻が見つけ、最後まで書くようにハッパをかけてできあがったのが本作らしい。デビューしてからのキングは破竹の勢いで売れっ子作家街道をまっしぐら。小説は何作も映画化されたが、できあがったものは超名作から超駄作まで幅広い。
『キャリー』も映画化されているが観たことはない。また、キングの映画は何作か観たが、小説は初体験になる。本書の感想は、面白いとも面白くないとも言えないといったところ。Amazonでの評価は非常に高いが、俺にとってはそこまででもなかった。描写の細かさと、ルポ形式の部分を頻繁に挟むという構成の斬新さが良かった。
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