映画『スーパーマン』で主役を演じたクリストファー・リーヴは、1995年の落馬事故で脊髄を損傷してしまう。この時、リーヴは43歳前後。今の俺とほとんど変わらない年齢だ。
本書はリーブによる自伝的エッセイである。障害を負ってからの悩み、葛藤、怒り、失望、喜び、希望といった話が綴られている。
本文中には書かれていないが、リーヴは『スーパーマン』の撮影中に「ヒーローとはなにか?」というインタビューを受け、「先のことを考えずに勇気ある行動をとる人のこと」と答えていた。そんな彼が、事故後に同じ質問を受けた際に導き出した回答が胸を打つ。
ヒーローとはなにか?
「どんな障害にあっても努力を惜しまず、耐え抜く強さを身につけていったごく普通の人」
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