2017年2月27日

ラストが駆け足過ぎたか 『警官の条件』


『警官の血』の正統的な続編である。主人公が絞られてはいるが群像劇で、ミステリの要素はそう強くない、というか、ほとんどない。こういうのはハードボイルド小説というのかもしれない。

クライマックスからラストにかけて、ちょっと駆け足になってしまった感があるが、まずまず面白く楽しく読めた。前作に比べればちょっと見劣りするか。

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