本当に良い本だった。
この本に出てくる「父」は、いわゆる「酒乱」ではない。いつも飲み仲間と楽しく飲んでいる。だから酒席に誘われることも多い。家族への暴言や暴力もない。中小企業の社長として、それなりにきちんと仕事もしている。外から見れば、「酒飲みの良いオヤジ」である。
しかし、それでも。
酒が、家族を苦しめている。
「自分は楽しく飲んでいるから大丈夫」
「たまに二日酔いになるけど、仕事に支障はないからOK」
「酔っても家族に暴言暴力を向けることはない」
「つまり自分は愉快な酒飲みなのだ」
と思っている人でも、一度はこの本を読んでみて欲しい。きっと少しだけ酒に対する見方が変わるはず。
そのうえで、好きで飲む人は飲み続けたら良い。
俺はこの酒飲み世界から「イチ抜けたー!」である。
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