2018年4月10日

米原万里の読みハズレしないエッセイ集で、隙間時間の読書に最適 『真昼の星空』


米原万里が読売新聞の日曜版に連載したエッセイを集めたもの。さすが名エッセイストと言われるだけあって、いずれも読みやすく、そして面白い。新聞連載の短いエッセイなので、一つ一つを読むのに時間がかからない。隙間時間で読み進めていくうち、いつのまにか読了。

強く印象に残った部分を1ヶ所だけ引用。
才能とは、才能そのものだけではなく、それを現実に合わせて生かす能力を含めて才能なのだ、という考え方。(中略)
才能は埋もれるはずのないものなのだ。その才能を花開かせる力も含めて才能なのだ。
隙間時間での読書にオススメ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。