手放しで称賛。
上映時間の長さ、テンポ、過不足ない説明、映像美、音楽、そしてストーリーとテーマ。どれをとってもよく練ってあり、さすがピクサーと唸ってしまった。
CG映画は進化しすぎて、『ファインディング・ニモ』のあたりから「いかにCGらしさを残すか」ということも重要になっているのだとか。少し前までなら、ものすごい映像も「どうせCGでしょ」と言われていたのが、いまやCGは「どうせ実写でしょ」とさえ言われるほどなのだ。
またCG映画は俳優を用いた実写の映画と違って、編集のときにシーンをカットすることをほとんどしない。一つのシーンを創るのに手間も時間も金もかなりかかるので、CG制作前に入念に作り込んでおくのだ。
そういうことを知ってからCG映画を観ると、その面白さがなお引き立つかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。