内柴正人の準強姦問題について

まず最初に、基本的かつ一番大切なことを確認しておく。

「飲酒酩酊時のセックスの合意は、正常判断として無効」

ただし、これはあくまでも俺の考えである。一応いろいろと調べたが、一般的に「酩酊状態のときは意思能力がなく、その状態における法律行為は無効」ということで大筋は間違いなさそうだ。

だから、内柴問題を議論するときにも、
「飲酒酩酊した女子学生と交わしたセックスの合意は有効か、無効か」

ここに集中して議論を進めるべきだ。このことは、これから散々繰り返す。というのも、この話題に関してはなぜか内柴擁護派も糾弾派も本筋から離れて、

「女子学生が内柴を陥れようとしている」

「指導者が教え子に手を出したんだから、内柴が悪い」

「未成年のくせに酒飲んでおきながら何を言うか」

「体育会系では酒は断れないのだ」
「いや、断り方はいくらでもあるじゃないか」
「不倫のくせに何を言う」
「今は容疑者の段階なのに、犯罪者扱いの過剰報道に煽られ流され過ぎだろ」
「女性の心の傷を考えろ」
などなど、とても建設的とはいえない感情論も入った意見の応酬になっているからだ。


ここで内柴自身の証言と、その他のほぼ確実と思われる状況だけを知っているだけ書く。こちらに関しては、間違いを指摘されればその都度訂正する予定。
・女子学生は飲酒して、トイレで吐いた。
・内柴は、女子学生を抱えてホテルへ帰った。
・内柴は「介抱した」ことを認めている。
・内柴はセックスしたことを認めている。
・内柴は「合意があった」と主張している。

この事実だけを見れば、内柴に完全に非がある。相手がトイレで吐いた後に、抱えなければ連れ帰れないほど酔った女子学生を、内柴が介抱したことを認めつつ、そんな女性と「酩酊時の合意」でセックスしており、さらに重要なことは、そのあとに女性から告発されているからだ。
「痴情のもつれからこんなことに発展した」と勘繰る人もいるが、もしこれより前から関係があったのだとしたら、内柴側から出てくるのは「流れで。合意があった」というものではなく、「その女性とは以前から不倫関係にあった」というものだろう。もしそうなら、準強姦容疑をかけられているのだから、なりふり構わず正直に言うはずだ。

ぶっちゃけた話、告発さえなければ良かったともいえる。強姦は親告罪だし。それに、酩酊時の合意が無効とはいえ、酔いがさめた段階で、この女性が、「憧れの先生と一夜をともにできたのがうれしい」と思ったなら、別に問題になることはない。

この問題に関して、ｍｉｘｉで同様のことを書いたら賛否両論だった。俺の意見に賛成の人も、上記のようにやや感情的かつ論点ずれもあった。一方、内柴擁護派の意見はすべて的外れだ。

以下、議論（ともいえないやり取り）を引用しながらまとめる。

19歳にもなってまわりに友達もいたのに断れないわけがない。自主的な違法飲酒。悪い噂があったなら酔った友達をそんな男に預ける一緒にいた友達の行動が不可解。女子学生のぶれる発言。内柴さんの発言はずっとぶれてないが女子学生の発言は変わってきている。たくさん不可解な点があるのに局所的な見方しかできないあなたに呆れました。

本質ずれの典型。自主的な違法飲酒、とは言うが、実際には未成年者の飲酒は、未成年者飲酒禁止法で、

未成年者に対して親権を行う者もしくは親権者に代りてこれを監督する者は、未成年者の飲酒を知りたるときはこれを制止すべし。

と規定されており、罰せられるのは未成年ではなく監督者である。友人らの不可解な行動など議論対象にもならない。女子学生は吐いて歩けないほどに酔っていたので、発言がぶれるのは仕方がない。一方で、内柴は一貫して「合意があった」と言うしかない。なぜなら「合意がなかった」と言った時点で１００％強姦になってしまうからだ。ぶれようがないのだ。ただ、そんなことは本質の議論ではない。

頭でっかちな男には理解しがたい話ですが、行為に至る経緯や雰囲気は非常に重要視すべき点です。
合意かどうか？という問題よりは、女性側から誘われたら、雰囲気にもよりますが、大半の男性は乗っかります。そして誘った後からでもそれを覆すことができます。つまり、はめることができます。女性側がどういう気持ちだったかは女性側の匙加減で決まってしまいます。それを鵜呑みにする思考が危険なのです。そう、まさにあなたですね。判断が軽率ですよ。
過去の類似の事例をご存知ですか？

論点ずれ（同じ人ではある）。合意かどうかは軽視していいと考えているようにも読める。また、俺は女性の言うことを鵜呑みにはしていない。むしろ、内柴の発言を１００％正しいとしているのは読めば分かるはず。

コレが犯罪なら飲み会で酩酊状態になった女の子が帰って、男の子に送ってもらうだけで犯罪になる可能性がでてくるわけで。恐くないですか？

なぜ恐い？　コレが犯罪だとして、送ってあげるだけで犯罪者になるわけがない。内柴はセックスしているのだ。それは彼も認めている。送ってあげるだけとは全く違う。

帰る方向一緒だから目撃者がいる。やったかどうかは酩酊状態だからわからないわけですから、やってなくても酩酊状態だからわからないんですよ。

女性は分からないかもしれないが、送っていった男性は自分が無実だと分かる。そして、もしレイプされたと言われれば、セックスはしていないと主張して戦うだけ。何度も書くが、内柴はセックスしたことを認めている。女性が酔っていて覚えているいないは、ここでは論点にしていないし、する意味もない。

飲み会でお持ち帰りと「刑法上」どうちがうのでしょうか。指導者だろうがただの大学生だろうが法律上平等に裁かれないといけないわけでしょう。

当然である。泥酔女性をお持ち帰りして、合意の上でセックスしたのに、翌朝になって女性が同意していないと言えば裁かれることになる。だから、酩酊時の合意は無効だと最初に書いている。

女の話しか聞かないの？w
酔っ払いの話だよw
これが逆に男が財布盗まれたとか、なんか被害にあったとかなら、おめえ、酔っ払ってたんだろ？とかになりますよw

何度も書くが、女性の主張を取り上げているのではない。この人は、そのあとも何度となく「酔っぱらった女の主張だけ信じるのか」という意見を出す。毎回、内柴の主張が正しいとしての話だと説明するのだが通じない。

不問でいいんじゃないの？彼女が酩酊状態だったかどうかわからないんだったら。推定無罪。これが日本の裁判のルールですから。

「推定無罪」というのは、事実があったかどうかが争点の場合に、「疑わしきは被告人の利益に」というものであって、本件では、酩酊女性とセックスしたという事実は内柴が認めている。だから、推定無罪の適用のしようがない。内柴が「セックスしていない」と言い張った場合に推定無罪が成り立つのだ。このことは陸上選手の為末選手も勘違いしている。

未成年者と合意の上でSEXすることは犯罪ではないよ。18歳以上なら。で、合意かどうかでもめているわけで。

合意かどうかでもめているのは、あくまでもマスコミやネット上の人たち。俺は一貫して内柴の証言を支持している。つまり、「合意はあった」ということ。ただし、この合意が有効か無効かが問題だと言っている。

相手がベロベロに酔っぱらった女かどうかが問題ということでしょ。
それはわかりますが、正常な判断が出来なかったっていう証拠が無かったら推定無罪の原則からやっぱり内柴容疑者は、準強姦罪に関しては無罪でないと、怖い世の中が待ってるよって事を言っているわけですよ。

内柴自身が、女性を介抱したことを認めている。女性が吐いたという事実もある。推定無罪に関しては上記した通り。

酔った女性との合意がダメ？
ダメな理由は？
酔っ払ってたからでは理由にならないでしょうね。
それだけで強姦罪にするのはちょっと無謀です。

ダメな理由は、酩酊時の約束・契約が無効だから。それだけで強姦罪にして無謀な理由が分からない。

酔っていたからだけでは理由になりません。
酔っていたからだけでは、女の証言も信用出来ないでしょ。
酔ってたら、気付いたら部屋にいたとかの低レベルの話になりかねます。
目撃者によると、女は烏龍茶を飲んでたという証言もあるようです。
大学側の証言は？な部分がある。
内柴が酒を飲ませたなら、何故止めないのか？
内柴のイメージが悪くなった以上、とことん悪く言ってやろうというのがあってもおかしくない。

女性の証言は関係ないと何度も説明しているが、やはりそこにこだわる。さらに、最後の一行はまったくただの推論に過ぎない。議論には無意味。

コレが通るなら、女性とデートして飲み屋行って、彼女が勝手にガンガン飲みだして、ホテル行ってセックスするだけで犯罪になるんだよ。

なるかもしれないし、ならないかもしれない。議論とは関係ないが「ガンガン飲んだ女性とホテル行ってセックスするだけ」という表現から、セックスに対する感覚がやや軽薄だと感じてしまうが、それはあくまでも俺の感覚。

ある人が「合意書を作ったらいい」と言った。

まじかー。これからはコンドームと合意書持参しとかないかん。もちろん飲む前の正常なときにはんこ押させてそれを証明できるよう、第三者に見てもらわないといかん。

酔ったうえでの合意書は無効だが、正常な時にハンコ押せば有効の可能性は大いにある。そんな人とデートなんかしたくない、と思うのはあくまでも俺の感覚。

無効だと思っているみたいだけど、現実、酒のんでセックスする人いるでしょ。それは現状、全部犯罪ではないわけで。酒を飲んでの合意は無効ならば、今からセックスをしますという合意書がないと即レイプになる時代でなければならないってことなんですよね。

論理の飛躍。酔って合意したものの覚めたら不愉快だった、という場合にレイプとして糾弾される恐れはある。「合意書ないと即レイプ」という発想がどこから来るのか分からない。

彼ならいいかとその瞬間は思っていても、心変わりすることもあるでしょう。人が心変わりしないと思っているんですか？
その理屈だと、酔ってる時はＯＫ出してるのに、朝起きて彼ならいいかとは思わなかった場合でも犯罪になるわけですから、やはり同意書が必要になってきますよね。そうなるのが怖いから。危ないから。

いまいち議論がかみ合わない。酩酊時と正常時の判断の違いを「心変わり」と表現することに違和感がある。

酔っ払いの言うことを真に受けてはいけないならば、飲食業は成り立たない。
酔ったときの約束が不成立だということなのだから。酔っていても責任はある。

論理の飛躍。飲食業などの話を持ち出すと、「酔ったうえでのセックスの合意は有効か無効か」という本質からずれるだけ。

酔っていた。理由になりませんて何回言わせんですか？
なんで女の言うことだけ聞いてんの？
矛盾してんじゃん。
酔ってやってはいけないとか、そんなの法律にある？
口説いたり告白したり、酔わなきゃ言えないこともあるだろうに。
もうね、色目を使いたいのか、女に贔屓しすぎだね。
真相はわからないんだよ、まだ。
内柴の悪いのは、飲酒意外は法律的じゃない部分だけしかないよ、今は。

論点ずれ、かつ、何度同じことを説明すれば良いのか。女性の言うことだけ聞いているわけでなく、むしろ内柴の主張だけを取り上げている。さらに論理の右斜め上への飛躍。酔って口説いたり告白したり、酔わないと言えないことがあるのは当然だ。しかし、それが本件となんの関係があるのだろうか。


こんな感じのやり取りが延々と続き、まったく本質に近づけなかった。


この問題に関して、デヴィ夫人がとんでもない日記を書いている。これは内容があまりにひどくて看過できない。ツッコミを入れようと思ったが、改めて読むといちいち取り上げる価値もない。ブログの紹介だけにとどめる。
デヴィ夫人オフィシャルブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」
ブログのタイトル通り、偏見に凝り固まっている。被害女性が顔と名前を公表すべきだと言うあたり、この老婆の思考回路は狂っている。そして、この老婆のたわ言に賛同者多数なのが怖い、怖すぎる。


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