阿久悠の歌をたくさん知っているわけではない、というより、むしろ知らない曲のほうが多い。しかし、沢田研二の『勝手にしやがれ』が好きで、それが阿久悠の作詞と知ってから、ちょっと興味をもっていた。今回、重松清さんがまとめた阿久悠物語を読んでみようと思い立って、出張の時間を使って読み切った。もの凄く面白かった、ということもないが、さりとてつまらなかったということもなく、歌謡曲の一時代を創った人がいたことがよく分かった。子どもの頃から、なぜか歌謡曲にはほとんど興味を持たずに来たが、それでもいくつか好きなバンドや歌手がいた。今の音楽界には、あまりにも興味が持てなさすぎる。
阿久悠時代の音楽を知っている人なら、なお楽しんで読めるかもしれない。
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