2013年11月15日

最近聞いた、最新の島の怪談 ~誰かがいる家~

この島では、時どき気持ち悪い話を耳にする。

ある廃屋は、もう何年も人が住んでいなかった。その家の近くに畑を持つある老婆が、こんなことを言っていたそうだ。
「草むしりをしていたら、あの家の内側からドンドンと誰かが壁やら窓やらを叩いている」
それを聞いて、ばぁちゃんボケただろうと笑う人もいれば、オバケだ怖いと言って怯える人もいた。割合としては後者が多かったのだろう、その家は近所で「オバケ屋敷」として有名になった。

「オバケ屋敷」というのは田舎に行けばわりとどこにでもある。過疎が進んで誰も住まなくなった家というのはそう珍しいものではない。そんな家は、なんとも言えない哀愁と、そこはかとない不気味さを兼ね備えるのが常である。老婆が異変を感じた家も、そんなどこにでもある廃屋の一つだったのだが……。

最近のことである。その家の床下から遺体が見つかった。詳しい情報はなく、それが白骨だったのか、それとも真新しいものだったのか、そういったことはまったく分からない。ただ、「誰もいない家のはずなのに、内側からドンドンと叩く音を聞いた」という怪異と、「廃屋から遺体が見つかった」という事件、まったくの偶然かもしれないが、そこについ関連性を持たせて考えてしまうのだ。

最近聞いた、最新の島の怪談である。

4 件のコメント:

  1. ぞぞぞ、、、床下ってことは、殺されて、とか、少なくとも亡くなったあとには誰かによって埋められたってことですよね?
    自分で入るわけないんだから、、苦笑

    私は"気のせい"は"気のせい"だと思ってないので、おばあちゃんの言うこと信じます
    出たかったのかもね
    不思議なのは、イタリアってこういう怖い話が極端に少ない。ってことです

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    1. >junkoさん
      そう、たぶん誰かが埋めたんだと思います。ただ詳細が不明なところが気持ち悪いんですよねぇ。殺人だったらもっと大騒ぎだろうから、殺人ってことはないんだと思いますが……。おばあちゃんの言うことを、俺も信じています。
      イタリア人って陽気なイメージ(笑) 気候の影響もあるんでしょうかね。

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    2. うん、多分幽霊話するには、この国には絶対的に湿気が足りない。と思いますね
      日本では、幽霊に欠かせないあの柳でさえ、爽やかに、風にそよいでるし、、笑
      輪廻転生信じさせたくないカソリックの影響もあると思います

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    3. >junkoさん
      イタリア、カラッとしてますもんねぇ。また行きたいなぁ。
      カトリックって、輪廻転生を信じさせたくないんですか? でも確かに、天国があるぞと思わせるほうが色々良いのかもしれませんねぇ。

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