2014年12月22日

DQNネーム、キラキラネームとは何ぞや!?

DQNネーム(読み方はドキュンネーム。バカがつける名前という揶揄を込めてある。最近はキラキラネームというらしい)があれこれ責められているが、ほぼ全ての書類で名前は「よみがな」を書かないといけないし、苗字ですら読めない人も結構いるわけだし、歴史上の人物をみても読み方がさっぱり分からない人が多数いて、今さらDQNだキラキラだと目くじら立てて言うほどのものかなぁと常々疑問なわけである。

だいたいDQNネームならぬ、キラキラ苗字の人はどうすりゃ良いのよ!? 四月一日、小鳥遊という苗字の人もいるわけで。
「いや、それは珍しいから覚えられる」
というのなら、DQNネームも珍しいから覚えろよ。

だいたい、今や全てがスマホかPC管理。名前がDQNで困るのは登録の時くらいだが、それも名乗るほうが生活するうちに「コハクのコに……」とかなんとか、自分の名前の簡単な登録方法は編み出しているだろう。

もっと言うなら、音読みマンセー、訓読みマンセー、みたいなのってどうなんだろう? 音読みはもらいもの、訓読みは日本の独自製法で、ある意味、訓読みこそDQNネームのはしりみたいなものである。例えば子どもから、普通の日常漢字を指さして、「なんでこの漢字をこう読むの?(訓読み)」と聞かれて答えられる人、ほとんどいないでしょ。

では、どういうのがDQNネームかというと、それは「無理な読ませ方」ではなく、「名前の響き」に対して言うべきじゃないかな。たとえば「運子」とか「悪魔」とかね。

読めないからDQNネームというのは、ちょっと時代が古いかな。

「ひらがな」文化を持ちつつ、名前にあえて漢字を使うのは日本人の「粋」であるし、その流れに逆らって平仮名や片仮名の名前をつけるのも「粋」である。そして、そこからさらに一歩踏み出したのがいわゆるDQNネームだ。「イチロー」が「逆に新しい」なんて言われるのと同じで、DQNネームもいずれ「逆に古臭い」ということになるのだろう。

話は少し変わるが、学生時代に小児科をまわった最終日に出したレポートは「名前について」である。大学病院だから数ヶ月後に亡くなる子がたくさんいて、どんな子も、読みにくかろうと、読めなかろうと、ご両親が一生懸命に考えてつけたはずの名前があった。それぞれ一文字ずつ漢字の意味を調べて、ご両親の願いや祈りに想いを馳せた。家族に寄り添うということの第一歩は、そういうことなんじゃないかな。

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2 件のコメント:

  1. 自分が小児科に入院していた時に、数人0歳児だった方も亡くなられました。
    彼らのことを思う時に、どんなお名前であっても、つけてくれた人の思いがそこに確かにあったな、と感じています。
    余談ですが、うちの祖母は「名前は呼びやすく、読みやすく、書きやすく、性別がすぐ分かるのがいい」と言っていたのですが、これは祖母なりの思いなので、それに現代の私たちがとらわれる必要はないとも思いました。

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    1. >ヒグラシさん
      子どもが亡くなるのは見たり聞いたりするのが嫌ですよねぇ……。
      過去の世代では手書きがメインで、メモ帳に残して、メモ帳を更新するたびに書き写して、とやっていただろうから確かにお婆さまの仰るような名前が良かったんだと思いますが、現代ではパソコンやケータイが覚えてくれますからねぇ。多少、字が難しくても、読みが当て字でも、別に困ることはほとんどないだろうと思っちゃいます。

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