2015年9月11日

死者を鞭打ちたくなるほどの衝撃 『家族喰い』


兵庫県尼崎市を中心に発覚した大量変死・失踪事件を地道に追いかけたルポ。

これまでにも殺人事件をあつかったルポは何冊か読んだが、この事件はとにかく人間関係が複雑に絡んでいて、読んでいても誰と誰がどういうつながりでどうなっているのか頭が混乱しそうだった。いや、実際に混乱した。

主犯とみられる角田美代子は逮捕後に拘置所内で自殺した。彼女は相手が自分より弱いか強いかを見抜く目が圧倒的に優れていた。そして弱い者には徹底的に攻撃的に、強い者にはとことんへりくだる。そうやって自らの王国を築き上げていった。

死者を鞭打つのは心苦しいものだが、この角田美代子については、死んでもなお厳しく鞭を打たれ続けなければならないだけの業がある。

安らかに眠っている場合ではないぞ、オバハン。

2 件のコメント:

  1. 死刑制度に反対する人も多いでしょうが、死ななければ治らないような人格障害の人は少なくないと思います・・・角田さんも死んで治ってくれればいいでしょうね・・・(いや、嫌みとか悪い意味ではなく本当に更正してくれれば、そして世の中も良くなってくれればと願いながら・・・)

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    1. >みゅうさん
      角田のオバハンは死してなお悪人という気がします……。
      死んでも治らないというやつですね。

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返事が遅くてすいません。