『ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ』の著者・橘川幸夫による、これからの時代のビジネス論(?)。
精神科医として具体的な形で役に立てられそうなことはなかったが、こういう広い視点や考え方、ハッとさせられる思考の転換法を教えてもらえると、いつか何かの時に助けになりそうな気がする。また、もし助けにならなかったとしても、それはそれで良いのだ。読書とは、それこそ良い意味での「暇つぶし」を提供してくれるものであり、楽しみとしての読書にまで、常に生産的なものばかりを求めるようになってしまっては辛い。そうは言いながらも、この読書で得たものを活かせる機会がないものか、ついついアンテナを伸ばしたくなってしまうのだけれど……。
これから何かビジネスを始めたいという人は一読して損はないだろうし、現在のビジネスがどうも壁に当たっていると感じている人にも有益だろう。それから、ただ単に暇つぶしとしての読書を求めている人にも、すらすら読めて面白いのでお勧めである。
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