面白くはあったけれど、医学の勉強を叩き込まれた医師が読むぶんには少し物足りない。とはいえ、まったくの医学素人にはちょっと難しいかもしれない。
では、どういう人に向いているのか。
ずばり、医療系学生。
今まさに基礎医学や臨床医学を勉強している人にとっては、学んでいることが病気や治療とどう結びつくのかが見えてきて、本も楽しく読めるし、勉強そのものも楽しくなるはずだ。ただし、発行年が1996年とやや古く、当然ながらこの20年間で分かったことは記載されていないし、名称が変わった病気(痴呆)などが古いままなので、そのあたりはきちんと分かったうえで読むべし。
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