2018年9月18日

リンカーン・ライム・シリーズの9作目は電気が凶器だ! 『バーニング・ワイヤー』


脊髄損傷を負ってしまった犯罪科学者リンカーン・ライムのシリーズ第9弾。凶器は電気。

電気って怖いなぁ、なんてチープな感想を抱きつつ読んだ。これまでの作品が名作揃いだっただけに、ちょっとパワー不足を感じたことは否めないが、それでも決してハズレではなかった。

著者のディーバーは弁護士でもあるからか、どの作品にも社会問題が絡めてある。今回は日本でも話題の電力問題についてで、「自然派」の人たちへのちょっと皮肉のきいたセリフなどもあり面白かった。

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