ナチスが開発した最強の暗号機「エニグマ」。そのエニグマを解読するために集められた天才たちのうち、特に有名な数学者アラン・チューリングを主人公にした物語。チューリングは数学者としてより、コンピュータの生みの親としてのほうが知られているかもしれない。
地味な映画だが、非常に素晴らしい内容だった。唯一、ちょっと惜しい点を挙げるなら、チームの男たちが一丸となるシーンがちょっと唐突というか、安っぽいというか……。彼らが団結していく様子をもう少し詳しく描くほうが、もっと感情移入できたかもしれない。
サイモン・シンの名著
『暗号解読』を事前に読んでおくと、映画の面白さがより一層引き立つはずだ。
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