2011年12月16日

図書館ユーザー

島の図書館は、どうせ離島だからと侮っていたのだが、なんのなんの、結構たくさん蔵書がある。読むのは早いほうだけれど、借りると急かされているみたいで嫌だったので敬遠していた。読みたい本はネットで古本を購入するから、特に不自由は感じていなかったのだ。少し古めの本なら、十冊買っても2000円くらいだし。

そういうわけで、図書館で本を借りるなんて思っていなかった。ところが、である。この前の土曜日に行ってみると、わりと新しい本が置いてあった。古本で安くなるのを待っていたのだが、なかなか値下がりしなかったやつだ。これは借りなければ、と思いさっそくカードを作成。一気に4冊を借りることにした。


西巷説百物語
巷説シリーズの最新感。
今までと違って仕掛けも小さく、物足りなさを感じた。
やっぱり又一さんが出ないとね。


作者は中田永一だけれど、これは実は乙一の別ペンネーム。
短編集でなかなか面白かった。本格推理ではないが、いずれもちょっとしたひっくり返し(どんでん返しまでいかない)がある。


これは乙一。
まだ途中だが、やはり良い。
乙一らしい雰囲気に浸れる。


借りたうちの一冊は読まずに返すことに決めた。
amazonレビューの評価が低かったからだ。

5 件のコメント:

  1. 京極夏彦は「数えずの井戸」も私はおすすめです。百物語シリーズは鉄板ですなぁ。
    乙一も好き。「Zoo」とか「暗いところで待ち合わせ」とか「GOTH」とか。中田永一名義だったら「百瀬、こっちを向いて。」なんかも短編集ですがなかなか良いですよ。


    …自分も結構読書してるかもしれない。

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  2. >あっこ
    あっこが紹介した本はすべて読了してるぜ!!

    乙一が「山白朝子」名義で書いた本が読みたいんだけど、売ってないんだよなぁ。

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  3. 「死者のための音楽」??自分多分持ってたと思うんだけどなぁ…大掃除で本部屋整理すると思うので見つけ出して忘年会に持って行きましょうか?

    山白名義なら、「あるはずのない橋」「櫛を拾ってはならぬ」は面白かったんですが、山白名義で本あんまり出てないですよね(涙)

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  4. >あっこ
    それまじぜひとも持ってきて!!

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  5. はーい(^-^)/

    酔っ払いすぎてなくさないといいですね…笑

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