2012年8月20日

赤ちゃんの車内放置死亡をなくすために

毎年、夏になるとパチンコ店の駐車場で車内に放置された赤ちゃんが死亡するというニュースが何件もある。わりと大きく報道されるし、身近でも何度となく「赤ちゃんから目を離すな」と聞くにもかかわらず、この事故(もはや事件か)は一向に減らない。

そして、このてのニュースがあると、「なぜ……」という疑問の声が大きく上がり、親の意識向上やパチンコ店での対策などが話題になる。しかし、毎年繰り返されるこの事件事故は、親を責めたり教育指導したり広報に努めたりするだけでは絶対になくならないことが、すでに証明されていると思う。

そこで、技術的に防ぐ方法がないかも考えたい。

といっても、そう大層な開発は必要とせず、例えば、車内に人がいて車内温度が一定以上で数分続いたらクラクションが鳴り続ける、というような機能は、現存する簡単な技術の組み合わせで可能だ。このように、車の設計段階で「車内放置による死亡」を防ぐことができるのではないだろうか。

こういう設計を『フール・プルーフ』という。フールプルーフとは、間違った操作方法でも事故が起こらないようにする安全設計のことで、言い方は悪いが「バカが使っても事故を起こさないように」という考え方。

ツイッターで上記のような対策案を出したところ、「バカ親のためにそこまでする必要があるのか」という意見が数多く出た。その気持ちも分かるが、しかし、これは「バカ親のため」ではなく、「バカ親に放置される子どものため」に皆で考えてみようという話である。感情的になって目的を見失ってはいけない。

建設的な案もたくさん寄せられた。特に印象的だったのが、車本体に放置防止機能をつけるのではなく、チャイルドシートにつけるというもの。こうすれば受益者負担が実現できる。また中古車でも問題ない。このようなアイデアの集積で、最終的に赤ちゃんの放置死亡事故が減るかなくなれば、それが一番良い。

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