2012年2月16日

二人のブーツ

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靴にまつわる好きな小話がある。
アフリカのある国に、靴下を製造販売するA社とB社がセールスマンを送り込んだ。数ヶ月の調査の後、それぞれのセールスマンが本社に報告を上げたが、まったく正反対の内容だった。
A社「見込みなし。この国の人たちは靴を履かない」
B社「見込みあり。この国の人たちはまだ靴を履いていない」

物ごとをどう捉えるかの良い教訓話だと思う。

5 件のコメント:

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  2. <すいません、誤って削除してしまいましたので再投稿いたします。>

    確かに物ごとの捉え方の違い、ということでは教訓になります。
    このような思考法は必要ですね。
    しかし、「見込みあり」といっても、経験則上ですが、・・・をしない生活習慣の地域の人に、・・・をするようにさせるということは、そう容易いことではありません。それなりの年数と、ときには莫大な先行投資を必要とすることもあり、結果、必ずしも成功するとは限らないことも多いようです。

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    1. >海境惺さん
      習慣を変えさせるというのは大変ですもんね……。この話も、もし見込みありという人ががんばって習慣を変えさせても、その市場をライバル会社に横取りなんてことも……。

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  3. ししとう432012年2月17日 3:30

    私は、ほぼ同じ内容の話を、「商社員・ハンカチ」のバージョンで聞きました。

    そう言えば、スズキ自動車は、トヨタやホンダや日産が進出をためらっていた、インド(「国そのものが総合失調気味」:ある精神科医・談)市場に、リスクを取って乗り込んで、大成功しましたね。

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  4. >ししとう43さん
    ハンカチバージョンがあるんですねぇ。そっちのほうがシンプルな話になるのかな?
    スズキがそんな冒険会社とは知らなかったです。

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