2014年7月28日

ブラック上司の思い出

ブックオフで勤務した1年間のうち9ヶ月を、Nさんという人の下で働いた。このNさん、とにかくブラック上司だった。

あれこれ思い出せばキリがないが、印象的なエピソードを3つ。

1.話が長く、薄い。
Nさんは5分話すうちの4分は考え込んでいる。こちらがひたすら聞き役で、Nさんが1時間話しても、喋っているのは10分ちょっとである。そんなNさんから、仕事が終わった深夜1時から2時間くらい説教をされても、言葉をまとめてしまえば30分にも満たない。残り1時間半は「うーん」とか「えー」とか、そういう間投詞が延々続く。子守り唄に聞こえてきて、寝てしまったことが何度もある。

2.ビックリするくらい思いやりがない。
上記したように、Nさんの説教は長くて薄い。そして、そういう深夜の説教は、たいてい翌日にNさんが遅番(15時出勤で深夜1時まで)、俺が早番(9時出勤だが、社員は深夜1時までが基本)の時に行なわれる。
ある日、仕事が終わった深夜1時にNさんから飲みに誘われた。翌日は俺もNさんも早番だったので、そう遅くはならないだろうと思って行くことにしたが甘かった。やはり3時間コースのNさん節。
「もうこんな時間か。よし、そろそろ帰ろうか」
「はい(眠くて仕方ない)」
「明日、2人とも早番だっけ?」
「そうですね(もしかして、遅番にして良いよと言われるかとうっすら期待)」
「それじゃ、朝番お願いして良い? 俺、遅番で行くから」
「はい(え?)」

3.時どき熱いことを言うが、行き当たりばったり。
昼休みに休憩室でシーフードヌードルを食べていると、Nさんが入ってきて俺の姿を見て言った。
「そんなもん食ってんの!?」
「え? あ、はい」
「あのさ……」
ここからNさん節の薄く長い話が始まるが、それをまとめるとこうなる。
「スタッフがその姿を見てどう思う? 社員がカップラーメン食べてるのを見て、体壊さないかなとか、大丈夫かなとか、そういうことを思うかもしれないでしょ。そしたらスタッフは不安になるよ。そういう余計な心配をスタッフに抱かせないようにしないといけない」
俺は黙って聞いていたので、当然ラーメンはのびた。それでも、確かに一理ある話ではあったし納得できた。
そして、その日の夜の休憩では、Nさんが美味そうにカップ麺をすすっていた。ちなみに、9ヶ月を通して数えきれないくらいNさんがカップ麺を食べている姿を見たが、彼のお気に入りはスーパーカップだった。

こういう上司にはならないぞと、つくづく思った23歳の頃の思い出。

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