ドラフト1位だった選手が、その後どのような人生を送ったのかを追いかけたルポ。
取材対象の9人のうち、1人は「幻のドラフト1位」である。というのも、ドラフト1位指名されることが確実視されていたが、それよりずっと前から「プロには行きませんので、絶対に指名しないでください」と言い続けていたからだ。また、巨人の1位指名を拒否した人もいる。それぞれ、自分の野球人生に満足しているようだし、グラウンド以外の場所で自らの力を発揮しているところに勇気をもらえる。
野球そのものではなく、人の生き方がテーマなので、甲子園やプロ野球に興味がなくとも楽しめる内容である。実際、俺も甲子園は見ないし、プロ野球にもほとんど興味がない。だから逆に、野球が好きな人からしたら、かなり面白いのではないだろうか。
野球好きには、かなり面白かったです。志村投手が神奈川大会の解説をしていたのが何ともタイムリーでした。
返信削除>cdunkさん
削除野球が好きなら、この本の醍醐味は一層増しますね。
そうでなくても、かなり面白い本でした。
野球って、見るよりも読むほうが面白い、と思う自分は変かもしれません(笑)