!?
なんだろう、この既視感は……。
と思ったら、佐々木譲
『警官の血』で同じような話を読んだのだった。『警官の血』のほうがより重厚で、分量も圧倒的に多かったけれど。だから、本書は『警官の血』をより読みやすくライトにした焼き直しという印象になってしまう。
文章はきれいだし、会話の雰囲気も良いので、『警官の血』を読んだことがなく本書だけを読んでいたら、それなりに面白いと感じたかもしれない。
かなりの人気作ということで期待しすぎていたせいもあり、ちょっとガッカリ。
<関連>
警察官になれる年齢の人は読んじゃダメ! 『警官の血』
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントへの返信を一時中止しています。
一部エントリでコメント欄に素晴らしいご意見をいただいており、閲覧者の参考にもなると思われるため、コメント欄そのものは残しております。
また、いただいたコメントはすべて読んでおります。