2014年3月10日

虫の目で人の世を見る―構造主義生物学外伝

虫の目で人の世を見る―構造主義生物学外伝
昆虫学者である池田清彦の本。前回読んだ本『やがて消えゆく我が身なら』が面白すぎたのだが、本書は俺の好みとはちょっとずれていて、あまり楽しめなかった。

図書館寄贈。

2014年3月6日

「患者を対象に」から、「患者と一緒に」へ指向を変えたがん研究 『病の皇帝「がん」に挑む ― 人類4000年の苦闘』

文句なしの名著で、時間と体力があれば徹夜本になっていただろう。

著者はアメリカの腫瘍内科医だが、本書は医学書ではなく、一冊の長い小説を読むかのような、そういう感覚を味わった。とにかく構成が上手い。そして翻訳者が日本の医師なので、医学的に変な訳というものがなかった。


これはすべての医学生に勧めたい。そしてがん医療に少しでも携わる医師(つまり精神科も含めたほとんどの医師)、看護師、薬剤師、その他のコメディカルにも読んでみて欲しい。そして、現在がんと戦っている人、その家族にも、科学と医学ががんに挑んできた歴史、そして今もこれからもがんの研究は進んでいくということを知って欲しい。著者が言うように、がん研究は「患者を対象に」するのではなく、「患者と一緒に」繰り広げていくものなのだから。

2014年3月4日

アメリカ陸軍リーダーシップ

アメリカ陸軍リーダーシップ
うーん、期待していた内容とは違った。かといって、得られるものがなかったわけではない。図書館寄贈レベルだが、いつか家族の誰かが読むかもしれないので蔵書しておく。

落ち葉

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2014年3月3日

火星ダーク・バラード

火星ダーク・バラード
火星を舞台にして、人間を人為的にさらなる進化形態にしようとする組織と、それに巻き込まれた人たちの群像劇。前半はちょっと退屈だったけれど、中盤からはグイグイ引っ張ってくれた。

蔵書決定。

ただ、この作者が自著のAmazonレビューで読者と直接意見を戦わせている(これやこれ)のを見ると、なんだかゲンナリしてしまう。色々な読者がいて、それぞれの読み方があって、様々な評価があるのが本の世界で、それに逐一反応していたのでは身がもたないんじゃないだろうか。