2013年6月29日

あした咲く蕾

あした咲く蕾
面白かった。こういう感じの短編であればいくらでも読みたいと思う、そんなよくまとまった一冊。

2013年6月28日

スウェーデン式 アイデア・ブック

スウェーデン式 アイデア・ブック

あっという間に読み終えるが、俺にとっては1000円分の価値があった。病棟看護師に貸して、今後の病棟看護に活かしてもらえるのではないかとも思う。

2013年6月27日

顔 FACE

顔 FACE
横山秀夫のいわゆる『D県警シリーズ』を立て続けに3冊読んでみたが、その中では最も感情移入できずストーリーにも入り込めなかった。それはひとえに、主人公である婦警の考え方というか姿勢というか、そういうものに共感できるところが少なかったからだ。主人公が一生懸命なのは分かるけれど、それってどうなのよ……、みたいなことが多すぎた。それでも、それなりに面白かったのが横山秀夫の凄いところか。
このあたり、実際の婦警さんで読んだ方の意見を聞いてみたい。もちろんあくまで警察「小説」なので細かいツッコミは多いとは思うが。

2013年6月26日

人を責める基準

何が良いとか悪いとかの話ではなく、ふと気になったのでメモ程度に。

病院内での傍若無人な行動を書いた県議のブログはひどかった。俺は直接ブログに攻撃こそしなかったが、mixi呟きやツイッターで意見を書いたと思う。そんな騒動の挙げ句、その県議は自殺してしまった。炎上拡散の責任の一端は自分にもあると思う。この結果を受けて、「やりすぎだ」「いや自業自得だ」という意見が出ている。

さて、目を転じて、辛坊氏の遭難事故。これについても、「自己責任で、なぜ税金で救助を?」という疑問から、「自己責任であっても海難救助は税金でやるのが当たり前」といった意見まであって、どちらもそれなりに共感できる意見ではある(個人的には税金での救助で良いと思うが)。ところが、それ以外にも凄い意見があって、曰く、
「中川昭一が酩酊会見を開いた時に、辛坊は某番組で『あんなものはね、自殺すればいいと思いますよ』と言い放ち、結果として中川氏は自殺した。辛坊も自殺すれば良いのだ」
とのこと。ちなみに、この部分は放送自粛音により放送されなかったらしく、またウィキペヂアから引用している人が多かったが、現在その部分は削除されていて真偽不明だ。なぜ放送自粛で消されていた部分を皆が知りえたのかと考えると、ガセの臭いもプンプンするが、ソース不明の今となっては真相は闇の中だ。

中川氏を自殺に追いやった(ただし自殺したというのは世間の思い込みのようで、実際には自殺かどうかは不明とのこと)最大の要因は決して辛坊氏ではないと思うし、上記発言の真偽もともかくとして、自殺した県議への攻撃と辛坊氏への攻撃の両方に参加している人がいるんじゃないかという気がして、そういう人たちが自己矛盾に気がついているのかが気になった。

辛坊氏が中川氏に対して「自殺すれば良いのだ」と言ったことを取り上げて「お前も自殺しろ」と責める一方で、県議を吊し上げて自殺にまで追いつめている。やっていることは、(真実かどうかはさておき)「自殺すれば良い」と言った辛坊氏と同じではないだろうか。

もちろん、色々な人が多種多様な意見を持つのが当然だし、その意見が個人的な好き嫌いという感情に左右されるのも普通のことで、だから冒頭に書いたように何が良いとか悪いとかではないのだけれど、モヤッとしたものを感じてしまう一連の騒動であった。

動機

動機
相変わらず読みやすい。一日で読み終えてしまうくらいにボリュームは少ないのに、中身はハッとするくらいに研ぎ澄まされている。描写が少ないので好き嫌い分かれそうではあるが、俺は横山秀夫の小説の雰囲気は好きだ。