ぼくを探しに
どうして、今までこの本の紹介を忘れていたんだろう。
初めて読んだのは10年以上前。
読み終えて、色々なことを考えたものだ。
主人公“ぼく”は、パックマンのような、一部が欠けた“円”。
“ぼく”は、その欠けた部分を探して旅をする。
なかなか、ピッタリの相手は見つからない。
やがて、“ぼく”はピッタリの相手の巡り合うのだが……。
続編が、
ビッグ・オーとの出会い―続ぼくを探しに
主人公は三角形の“かけら”。
自分をピッタリとはめてくれる相手を探している。
三角形の“かけら”は、誰かの力を借りないと進めない。
そんなある日、“かけら”は完全な円である“ビッグ・オー”と出会う。
そして、“かけら”の中で何かが変わる。
ともに名作。
どちらが好きかと問われたら、断然後者。
友人の誕生日プレゼントなんかにも、手ごろでオシャレで、良い二冊組。
医学部に入ってすぐの頃。
同級生の男一人、女一人にこの二冊を読ませてみた。
ともに、推薦入学。
二人そろって、
「意味が分かんない」
と言っていた……。
体がのけぞるほど驚いたことを今でも覚えている。
シルヴァスタインの『おおきな木』もいいですよね。
返信削除私的には翻訳は村上春樹さんよりか、ほんだきんいちろうさんの訳のほうがすきです。
絵本はすきです。今度よければ『きみがしらないひみつの三人』読んでみてください。
>えぬえぬさん
返信削除大きな木、持っていたのにどこかに行きました……。
あの木の献身的な感じ、あれはお母さんなんですかね?
読み解くのが難しいなぁと思ったものです。
『きみがしらない~』はチェックしてみます!!