4歳か5歳のころ、保育園でバスに乗って遠足に出た。同伴した親らが、バスのマイクで童謡や歌謡曲を歌っていると、子どもの誰かが泣き出した。それを大人たちが一生懸命になだめていた。
「そんな泣かなくても良いのよ、哀しい歌じゃないのよ」
それは、こんな歌い出しだった。
「春を愛する人は心清き人」
曲名は今調べて知ったのだが『四季の歌』。確かに歌詞は決して哀しい内容ではない。
5歳の子どもに感じとれたのは、短調の音楽のもつ悲しい響きである。このことを思い出すたびに、音楽の持つ力、というか、音楽と人間の脳との不思議なつながりが面白く感じられる。
音楽嗜好症(ミュージコフィリア)―脳神経科医と音楽に憑かれた人々
>ししとう43さん
返信削除アシモフの雑学コレクションは大学生の時に読んだような気もします(阿刀田高が紹介していたのを見て手に取った記憶が。違うかもしれませんが)
でももうまったく覚えていないです(笑)
パルナスのCM、なんでこんな感じにしたんでしょうね? 音楽も短調、絵も色遣いが……、子どもたちの目が……。