2014年10月7日

カシオペアの丘で

カシオペアの丘で 上

不思議なものだ。

この本はもう5年程前に買って、ずっと本棚に置きっぱなしだった。いい加減に読もうと思ってページを開いて驚いた。主人公は39歳、俺と同じ歳だった。それから舞台となる季節が初秋から冬で、本を読み始めたのが9月17日。

そういえば、重松さんの『かあちゃん』では、話の軸となる主人公の母親が還暦で、俺の母もその本を読んだ年に還暦を迎えた。あの時も本と自分との不思議な縁を感じたものだった。

本好きには分かると思う。
本とのこういう出会いは、決して珍しくないのだ。

2 件のコメント:

  1. 本との出会いは不思議ですよねぇ。旅先で行った本屋でたまたま手に取った本だったり、人生変えるきっかけになる1冊とかありますもんね。にしても、いちはさん偶然も偶然で凄いタイミングでしたね。今の自分と状況が不思議と重なる…って時々ありますよね。
    最近は本好きの人が週末集まって、「朝読書の会」みたいな感じでカフェに集まって自分の好きな本を紹介するコミュニティもありますよ。読書は人生豊かにすると私は思います。

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    1. >ゆうさん
      旅先で出会ったと言えば、伊坂幸太郎の『死神の精度』。これは暇つぶしに買ったのですが、伊坂の小説を読むきっかけになった本です。
      読書の会、興味あるんですが、そうは言っても知らない人の輪が得意でもなく、また勧められると敬遠する天邪鬼な部分もあり^_^;

      読書は絶対に人生が豊かになると思います。そして歳をとって、体が不自由になっても、わりと続けられる趣味ですね。

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